動画で分かる家庭の医学

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【たけしの家庭の医学】心不全を防ぐ心臓やわらか物質SODとは?

心臓は一生で30億回も拍動する、私たちの命の要になっている臓器ですが、心不全になるとその拍動が弱くなったり、血栓ができて命にも関わってきます。

そんな恐ろしい心不全ですが、『心臓やわらか物質SOD』と言う聞きなれない物質を摂ることで心不全を予防することができると言うのです。

2017年8月22日に放送された『たけしの家庭の医学』では、この『心臓やわらか物質SOD』について紹介されていました。

もしかすると、あなたの衰えた心臓もこれで若返ってくれるかも知れませんよ。

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心臓は年齢とともに小さくなり硬くなって衰えていきます。

ある研究によると、加齢以上に心臓が硬くなった場合、3年以内に死亡する確率が実に20%以上という恐ろしいデータもあります。

そんな弱ってしまった心臓を復活させることができるかも知れないのが、『心臓やわらか物質SOD』なのです。

それでは、そのSODとは何なのか、どうすれば昔のような元気な心臓に戻れるのか、心筋梗塞の予防はどうすれば良いのかを見ていきましょう。

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『心臓やわらか物質SOD』とは?

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SODとは、私たちの体内に存在している酵素の一種で、このSODを身体の中でたくさん分泌することができれば、年をとっても心臓をやわらかくすることが期待できる物質です。

 山形大学が昨年10月に発表した論文によると、60代の男女3000人を対象にSODがしっかり分泌できているグループとそうでないグループを10年にわたり追跡調査したところ、しかりと分泌ができているグループの心不全での死亡率がそうでない人の6分の1と圧倒的に少ないことが判明しました。

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このSODの効果を示す論文は世界中で報告されていて、今、医学界で多くな注目を浴びている物質なんです。

 

心臓について

心臓は加齢とともに筋肉が硬くなってしまい、男女を問わず30代から硬くなり始め、一生の内に5人に1人が心不全になっています。

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心臓は硬くなっても拍動数は変わりませんが、1回の拍動で送り出す血液の量が減ってしまいます。

すると、血液の量が常に不十分な状態が続いてしまうのです。

血液には生命維持に欠かせない酸素や栄養分がたくさん含まれているので、血液の量が減ってしまうと疲れやすかったり息切れしたり、最悪の場合は突然死にもつながる重度の心不全を招くことになります。

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心臓が送り出す血液の総量は?

正常な心臓から全身に1日に送り出される血液の総量は、何とドラム缶35本分、約7000リットルと言うから驚きです。

人間て1日にこれだけの血液が全身を流れていたんですね。

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しかし、心臓が硬くなってしまうと送り出す血液の量が3分の1、ドラム缶で言うと12本にまで減ってしまいます。

 

心臓やわらか物質SODの効果

SODは人間だけではなく地球上の多くの生物に重要な影響を与えていることが分かってきました。

アメリカ国立老化研究所の研究で、人間を含む数種類の哺乳類のSODを測定したところ、SODの量が多いほど寿命が高いことが分かりました。

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SODがもっとも多く寿命の長い動物は?

番組では、動物のSODの量をチェックして、もっともSOD量が多く、寿命の長い動物は何かを調査していました。

調査方法は採血、血液の中にどれくらいのSOD量が含まれているか調べます。

調査に協力してくれた動物は、柴犬のサロンちゃんと猫でマンチカンのゆずちゃん、人間に近いお猿さん、さらに馬とハツカネズミで、身体能力が高い動物ばかりです。

そして、最後に協力をしてくれたのは人間、ADの磯野さんでした。

 

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それではこの犬、猫、猿、ハツカネズミ、馬、人間の中でSODが一番多かった動物はどれでしょう?

あなたは分かりますか?実は、想像もつかないあの動物でした……いや想像通りですかね。

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SOD量が一番多かったのは人間で6.2、次が猿で5.7、馬が4.4で続いて、猫が3.1、犬が1.6、最後にハツカネズミの0.5になります。

この結果に平均寿命を当てはめてみると……。

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もうお分かりのとおり、人間がダントツですよね、やっぱりSOD量が一番多い人間が一番平均寿命が長いんです。

実は、心臓と寿命との間には深い関係があって、すべての動物は一生で心臓が拍動できる回数が限られていて、およそ10億回と考えられています。

つまり、1分間に600回/分拍動するハツカネズミだと、

600回/分(拍動) ✕ 3年(寿命) ≒ 10億回(一生涯の拍動数)

という事になります。

 

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犬だと、120回/分 ✕ 15年 ≒ 10億回

猿だと、  75回/分 ✕ 25年 ≒ 10億回

と言ったように、それぞれの平均寿命に近い値になります。

ところが、この法則を人間に当てはめると、

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ご覧のとおり、わずか30年しか寿命がないことになってしまいます。

日本人の平均寿命の80年とは50年もの差ができてしまいますが、この差こそが他の動物に比べて人間が豊富に持っているSODだと考えられています。

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SODの分泌を増やすには?

人間は他の動物に比べてSOD量が多いですが、加齢とともに減ってしまい、40歳を過ぎると急激に減少してしまいます。

そこで、心臓をしなやかに保つにはSODの分泌を増やすことが大切になります。

SODを効率的に分泌している街がある!?

日本有数の温泉街が有名な熱海、ここは東洋のモナコとも称される美しい海岸線や名産の干物が人気です。

ここの何がSODを効率的に分泌しているしているのか、その前に東京の70歳以上の方のSOD量を見て下さい。

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ご覧のように、先ほどのAD磯野さんの約半分、3.6しかありません。

それではお待ちかね、熱海の方のSOD量をご覧いただきましょう。

まずは今回協力してもらった最年長、83歳の女性の方のSOD量は……

何と、東京の方を遥かに超えて60歳近い年齢差のあるAD磯野さんに迫る5.5もありました。

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他の方にも協力してもらいSOD量を測定して結果、10名中9名の方が東京の平均値3.6よりも多いSOD量があり、熱海の方の平均値は4.4と出ました。

それでは何故、熱海の方のSOD量が多いのか?

実は、SODは運動することで分泌量が増えるのです。

熱海の方のSOD量が多いのは、住宅が坂に沿って建てられていて、日常生活で毎日のように坂を上り下りしているので、筋肉に負荷がかかりSODの分泌につながっていると考えられています。

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誰でも明日からできるSOD分泌法

番組では一番SOD量の多かった久保さんの自宅をお邪魔していましたが、もちろん家があるのは坂の上、さらに表の門をくぐるといきなり階段を下がってから少し先に玄関があります。

庭を掃除をするだけでも上下があってかなりの運動量、お墓のあるお寺までは階段が百段も、買い物するにも坂道を下って買い物を持って上がっていかなければいけません。

久保さんのお宅は、スーパーマーケットまでおよそ800m、自宅のある場所は高低差40mもあり、これは10階建てのビルに相当します。

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毎日ではないけれど、この坂を往復するだけでもかなりの運動量です。

実際、番組スタッフは途中で息を切らしていました。

と言うことで、心臓やわらか物質SODの分泌を促すポイントは、ズバリ……

坂道や階段をよく歩く!

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階段を歩く時のポイントは、

ゆっくりと歩く!

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どうですか、階段と坂道を歩く、やる気になったら今日からでもできるはずです。

将来、心不全にならないためにも、このSODの分泌を促す方法、絶対にやって下さいね。