動画で分かる家庭の医学

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【たけしの家庭の医学】全身の老化を止めれるかもしれない3つのキーワード

老化を進める悪玉物質を減らす方法

老化は皮膚や血管、骨、髪といた様々な部分が同時多発的に進んでいきます。

しかし、最近の研究によって近い将来、この全身の老化をいっぺんに止めることができるかもしれないと言われています。

慶應義塾大学の佐野元昭先生によると、悪玉の物質を制御することができれば老化を遅らせることができるのだそうです。

老化は悪玉物質の量が多いほどその進行が速くなる可能性が高いのではないかと分かってきたようですが、まだまだ研究段階で詳しいことまで解明されていません。

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名医とつながる!たけしの家庭の医学|朝日放送

老化を進める悪玉物質が多い人と少ない人の比較

老化の進行具合は同年代でも差があり、番組では山守さんと鈴木さんの男性2人の方の骨密度が紹介されていましたが、山守さんは年齢相応の骨密度でしたが鈴木さんの骨密度は80代以上とかなり骨の老化が進んでいました。

また、尾形さんと鈴木さんの女性2名の骨密度と認知機能と調べてみると、尾形さんはどちらも年齢相応だったのに、鈴木さんの方は両方とも70代と、骨と脳の老化が進んでいるのが分かりました。

そこで、4人の悪玉物質を調べてみたところ、鈴木さんの悪玉物質の量は山守さんの約3倍、女性の方の鈴木さんも緒方さんの3倍以上も悪玉物質の量が多いとわかりました。

 

全身の老化を進める物質 オステオポンチンの正体

慶應義塾大学の佐野元昭先生によると、老化を進める悪玉物質の正体は、オステオポンチンというたんぱく質の一種で、過剰に分泌されると全身に炎症を引き起こすのだそうです。

このオステオポンチンによる炎症は目には見えない小さなもので、毎日、誰にでも起こっているのだそうです。

しかも、この炎症は治ることなく老化を進めてしまうのだそうです。

百寿者の体内を調査すると、この炎症があまり起こっていないことが分かっています。

したがって、体内の炎症が多いほど早く老化が進んでしまう可能性が高いのです。

オステオポンチンは炎症を起こす物質の総元締めで、これが老化の元凶ではないかと注目されています。

 

老化を進める悪玉物質が多い人と少ない人の違いは?

ところで、老化が進んでいる人にオステオポンチンが多いのが分かりましたが、少ない人と何が違うのでしょうか?

それを謎解く鍵が体のある部分にありました。

オステオポンチンの濃度は免疫細胞の状態によって大きく変化するのだそうです。

免疫細胞が機能低下すると夏バテや虚弱体質の症状が出ますが、オステオポンチンの濃度に関わり合うのは免疫細胞そのものが異常な状態になてしまうことです。

異常な免疫細胞がオステオポンチンを過剰に分泌するため、この異常な免疫細胞が多いほど老化が進んでいくことになります。

さらに研究によって、異常な免疫細胞を作り出す鍵が内臓脂肪だと分かってきていて、内臓脂肪が多いほど免疫細胞に異常をきたしやすいというのが解明されてきています。

 

老化を進める悪玉物質を減らす3つのキーワード

老化を進めるのは悪玉物質のオステオポンチンだと分かってきましたが、まだまだ研究は始まったばかりで有効な老化を防止する方法は見つかっていません。

しかし、オステオポンチンの減少につながる3つのキーワードがあります。

1つ目はで、動物性油から不飽和脂肪酸が多い油に変える。

2つ目はストレスで、ストレスをできるだけ溜めない。

3つ目は腸内細菌で、発酵食品などを摂って腸内細菌のバランスを整える。

これら3つのことを実践すれば、免疫細胞の状態が改善されてオステオポンチンが減る可能性があります。

 

これから先、研究が進んでいくと根本的な老化の防止ができるようになるかもしれません。

今の段階でも、先ほどの3つのキーワードを実践すれば老化の進行を遅くすることができる可能性があります。

ストレス腸内細菌、全てのことを一度に改善できないかもしれませんが、老化防止のためにも改善していきましょう。